2017.08.06 SUN
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広報レポート<異国での努力と工夫>

ライトへヒットを放つドレイク選手
3安打の松本選手

もし、チャンスでお呼びがかかっていたら…。野球に“たられば”は禁物だとしても、そう思わずにはいられない安打量産ぶりです。3点を追う7回2死。黒羽根選手の代打として送り込まれたのは、ドレイク選手でした。フルカウントからの6球目をコンタクトすると、打球は一、二塁間を鋭く抜けていきました。これで4試合連続安打。そのうちスタメンは1試合だけと考えれば、この確実性は特筆すべきものといえるのではないでしょうか。

6月末にファイターズに加入したドレイク選手は7月3日にスタメン出場したものの、11試合で安打は6本。すべて単打でした。ストライクゾーンや配球の違いなど、なかなかアジャストできずにいました。ところが、8月に入って状況は一変。そこには、しっかりとした理由がありました。

外国人助っ人ながら、若手と変わらない時間に球場入り。全体練習前にウェイトルームにこもり、トレーニングに励んでいます。また、2013年に本塁打王を獲得したミチェル・アブレイユ氏から貴重なアドバイスを受けました。「待っていても打ちたいボールが来るわけじゃない。それなら自分から動くことを考えた方がいい」。その積極性が功を奏したのは前日5日の試合。初球のまっすぐを捕らえて、来日初の長打となる中越え二塁打を放ちました。

矢野選手不在の間の“切り札”となるか、それともスタメンで存在感を見せつけるのか。チャンスに何ができるかを見てみたいものです。どんな役割を任されることになっても、慣れない地でも努力と工夫を積み重ねることに違いはない。それは、助っ人として選ばれた男の矜持なのかもしれません。

先発投手コメント

先発の上原投手

上原投手
<5回 95球 打者24 安打7〈本塁打1〉 三振3 四球2 死球0 失点・自責5>

「前回の反省が、何1つ修正できませんでした。それがすべて失点につながってしまいました」

栗山語録

栗山監督

Q.試合の総評をお願いします
「2日間でこれだけのファンの方に来てもらった。本当に申し訳ない」

Q.上原投手の投球を振り返って
「投げっぷりとスタートの仕方はよかったよね。これまでの経験を生かして投げていた。ただ力を入れたときに思うような球が行ってなかったからね。今後に生かして欲しい」

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