2017.08.09 WED
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広報レポート<戦力への第一歩>

6回に登板した堀投手
ベンチ前で迎えられる堀投手

マウンドでの投球練習でも、背番号「34」から漂う緊張感はいつもの試合で目にしているものではありませんでした。ゼロに抑えられるのか。いや、アウトを取れるのか。それよりも前に、ちゃんとストライクを投げられるのか。投げることを生業とするプロ野球選手であっても、不安に違いありません。それは誰もが通る道。19歳の左腕が一歩を踏み出しました。2点を追う6回。3番手としてデビューを果たしたのは、ドラフト1位ルーキーの堀投手でした。

初球は高めへのボール。2球目にストライクを取って最初の課題はクリアしました。最初のアウトは一塁へのゴロ。「緊張していたので、ベースカバーに行く一歩目が遅れました」と苦笑いしながらも、次の課題もクリアしました。これで落ち着き、後続は連続三振に打ち取って無安打無失点。「1アウトを取れてからは、自分のピッチングができたと思います」。まだ、あどけなさの残る表情でプロ初登板を振り返りました。

ファームでも『高校生ナンバー1左腕』という評価に違わぬピッチングを見せてきました。イースタン戦では6試合に登板して8イニングを投げ、3安打12奪三振。普段から口数が少なくシャイな男も、マウンドに立てば人が変わったように、140キロを超えるまっすぐで強気な投球スタイルを貫きます。「きょうはフワフワした感じがありましたが、次からはバッターに集中していける」。緊張感から解放され、いよいよ能力開花へ。ファイターズの将来を背負うことを期待されるルーキーが、能力の一端を挨拶代わりにしっかりと披露しました。

先発投手コメント

先発の有原投手

有原投手
<3回2/3 65球 打者19 安打7〈本塁打2〉 三振2 四球3 失点・自責6>

「初回のホームランもそうなんですけど、3回2アウトからフォアボールを出して打たれたことがよくなかったです。あの場面を抑えれば流れが変わってきたかもしれないので、今後の課題にしていきたいです。チームに迷惑をかけてしまい申し訳ないです」

栗山語録

栗山監督

Q.堀投手がプロ初登板を果たしました
「緊張している中でどう投げるかを見たかった。緊張していることに意味がある。思ったとおり。もっといいピッチャー」

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