

広報レポート<悔しい気持ちをバネにする>


延長11回サヨナラ負けを喫したファイターズ。4時間24分の激闘を制することが出来ず、チーム全員が悔しさを滲ませながら帰りのバスに乗り込みました。
敗戦から何を学ぶことができたのか。敗北感に打ちのめされることも無理はありませんが、これもひとつのメッセージかもしれません。ポジティブに考えれば、全員が「悔しさ」を感じていることは全員が同じ方向を向いてる証拠でもあります。必死に戦ったからこそ得られるモノがある。この感情こそが一番大切なのです。個人の成長、そしてチーム力を高めるためには欠かせられない要素です。
サヨナラ打を浴びた石川直投手もこれからの野球人生にとって貴重な経験となったことでしょう。この経験をどうプラスに変えていくか。これからが本当の勝負となっていくことでしょう。この一戦の「悔しさ」を晴らすためには次の一戦がカギとなります。どういう思いでマウンドに上がれるか。真価が問われるときです。
先発投手コメント

加藤投手
<5回0/3 89球 打者23 安打6〈本塁打1〉 三振1 四球3 失点・自責点2>
「先制してくれたんですけどリズムを作れなかったです。長いイニングを投げないといけなかったんですが、自分の不甲斐ない成績がこういう展開にしてしまったので、とにかく申し訳ない気持ちです」
栗山語録

Q.リードして追いつかれる展開が続く
「内容的には良い悪いはある。勝ち切れる形を作らないといけない。それができていない」
Q.中継ぎ陣について
「鍵谷、(田中)豊樹なんかは前に進んでいる。宮西はこういうこともある。それでどうこうということはない」
Q.中田選手を代打起用
「休ませないといけないと思っていたけど、どうしても使いたかったし、トレーナーも『打つだけなら』ということだった。無理して行ってもらった」