2017.08.18 FRI
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広報レポート<成長の過程>

今日のヒーロー、メンドーサ投手
本塁打を放った中田選手

もう何度目になるでしょうか。ヒーローインタビューへ向かうメンドーサ投手の腕には、愛息のマルセロくんが抱かれていました。誕生直後からお立ち台に連れられて上がっており、ファイターズファンにその“成長過程”を披露してきました。多くの視線を独り占めしながらも、堂々とした態度でいるのは相変わらず。父の今季3勝目を、間近でしっかりと見届けました。

ファイターズの誇る“イクメン”右腕には、どうしても勝たなければならない理由がありました。第2子の誕生が目前で、モニカ夫人とマルセロくんはこの試合の観戦を最後に日本を離れることが決まっていたからです。「気合が入っていた。自分にとって特別な試合だった」。8回1死一塁となって宮西投手にタスキを渡すまで、4安打無失点の快投。自身にとって約3ヶ月ぶりの白星を家族にプレゼントしました。

もがき苦しんでいたチームにも、希望をもたらした形です。打線が先制し、先発が立ち上がりの3イニングを無失点に抑えた試合は22勝3敗。大谷投手が4試合連続打点となる先制打を初回に放つと、メンドーサ投手の好投に応えるように、6回には中田選手の2ランが飛び出して試合を決定づけました。勢いに乗っているライオンズが相手。付け入るスキを与えなかった試合運びは、まさに理想とするものでした。

成長途上にあるのは、選手のジュニアだけではありません。気がつけば、強くなっている。しっかりと、前に進んでいる。こんな苦しいシーズンだからこそ、チームも成長する。3ヶ月ぶりの4連勝で、その一端は確実に見えているのではないでしょうか。

先発投手コメント

先発のメンドーサ投手

メンドーサ投手
<7回1/3 114球 打者27 安打4 三振6 四球1 失点・自責点0>

「最高の気分。チームが勝って本当にうれしい。ライオンズ打線が強力なのは知っているけど、自信を持っていけたし、力を出せたと思う。長いイニングを投げることが自分の仕事。今年はなかなかそれができなかったけど、きょうはあの回まで行けて良かった」

栗山語録

栗山監督

Q.4連勝を飾った
「連勝に関しては、ここまで苦しんできてファンの皆さんに申し訳なかった。ようやくチームになってきた感じがある」

Q.メンドーサ投手が8回途中まで無失点の快投
「魂が入っていた。いい投球だった」

Q.中田選手も1本塁打を含む3打点
「今日みたいに打って、何とかきっかけを作っていってほしい」

Q.会心の零封リレー
「投手がああやって踏ん張ると、こういう形ができると思っていた」

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