2017.08.22 TUE
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広報レポート<シーズン443打席に挑む>

盗塁を決める中島卓選手
三番手の井口投手

三者凡退に終わったイニングは1度しかありませんでした。スタメン出場した野手全員が出塁しながらも、決め手を欠いて「あと1本」が出ませんでした。得点は初回に飛び出した中田選手の2ランだけ。そんな中で存在感を示したのは、スタメン出場を続ける松本選手でした。「2番・右翼」で4打数3安打。犠打も決めて、中軸につなぐ役割をしっかりと果たしました。苦しい戦いを強いられるチームの光であることは、もはや疑う余地がないといってもいいでしょう。

この試合で31試合連続となる2番でのフル出場を果たしました。当然のように打席数も増えてくる。そうなると、大きな目標になるのは規定打席到達です。リーグで30人程度という“狭き門”は、レギュラーでなければ手中に収められない勲章です。松本選手のここまでの打席数は292。1シーズンの規定打席である443打席まで、残り35試合で151打席に立つことが求められます。1試合あたりで4.31打席。これは今季の統計上、2番打者が1試合あたりに立つ打席数とほぼ同じです。つまり、上位打線に組み込まれながら残り全試合でフル出場することによって、希望が見えてくるものとなります。

これからも打席数を稼ぐために必要なものは何か。結果を出し続けること。それ以外にはありません。7試合で2安打というスランプを乗り越え、20日のライオンズ戦での8試合ぶりとなるマルチ安打に続き、この試合では猛打賞を記録しました。打率を.290まで引き上げ、敗戦の中でも奮闘したことは大きなプラスとなり得ます。規定打席クリアは、グラウンドに立つ上でモチベーションになるはず。1試合も1打席も無駄にできないチャレンジは続きます。

先発投手コメント

先発の有原投手

有原投手
<6回 99球 打者26 安打6〈本塁打2〉 三振6 四球3 失点・自責5>

「先制取ってもらった後のホームランをきっちり抑えられれば、もっといい試合展開になったと思いますし、6回もゼロで抑えないといけなかったです。粘りきれず、チームの皆さんに申し訳ないです」

栗山語録

栗山監督

Q.試合を振り返って
「勝ち切れないとしても6回は抑えないといけなかった。途中で点を取ってあげられれば。何とかチームが前に進んだ形にしないといけない。たくさん課題がある」

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