

広報レポート<フルスイングの魅力>


またもや特大ホームランが飛び出しました。3回無死二塁、三塁に松本選手が右前2点適時打を放つと、続く横尾選手がホークス・武田投手が投じた真っすぐを左翼中段席に突き刺しました。プロ初本塁打を放った8月27日(koboパーク)から一ヶ月も経たないうちに、すでに5本塁打を記録。フルスイングが持ち味の横尾選手は「完璧でした」と自画自賛。推定飛距離125m。大きく美しい放物線を描くその打球は、まるで「ホームラン・アーチスト」の一本でした。
今まで放った本塁打の飛距離はいずれも120mを越えていました(1号=123m、2号=122m、3号=128m、4号=130m、5号=125m)。9月に入ってからは現在本塁打王争いをしているレアード選手を抜く4本を放っています。豪快なフルスイングから放たれるホームランは魅力に溢れます。横尾選手が本塁打を記録したチームは4勝1敗の成績。チャンスで打っていることが勝ちに結びついていることが分かります。
パ・リーグ優勝チームのホークス相手に1勝1敗。先発した大谷投手が6回1失点の好投で今季2勝目を挙げると、経験を積む若手選手も奮闘しました。自らのチャンスを掴むべく、全員が必死に戦っています。アピール合戦が繰り広げられる中、一瞬たりとも気を抜くことが許されません。
先発投手コメント

大谷投手
<6回 108球 打者28 安打5〈本塁打1〉 三振9 四球5 失点・自責1>
「きょうに関してはいいところがありませんでした。反省を次につなげていけるよう調整していきます」
栗山語録

Q.大谷投手は苦労しながらも6回1失点
「良くなかったですね。普通に行ってくれないかなと思っていたけど、全然。フォームのバランスも…。頑張りましょう」
Q.横尾選手が5号
「翔平を勝たせてあげようという雰囲気があったし、(松本)剛も疲れているけど頑張っている。横尾は自分の特徴を出そうとしているし、らしいな、と。しっかり振っている」
Q.残り12試合で明日からビジター戦
「うちは他球団に比べて先に来年に向かって進んでいるつもりでいる。それが形になっていくようにしないと意味がない」