

ゲームレポート



3-6の9回2死満塁で代打に宇佐見真吾選手を起用し、長打が出れば同点という見せ場を作りましたが、見逃し三振に倒れ開幕2連敗となりました。
この日も先発の堀瑞輝投手を1回で下ろし、継投策に入ったBIGBOSS。3番手の河野竜生投手が5回2死二塁から連続四球で満塁のピンチを招くと、3番・柳田選手から3連打を浴びて5点を失いました。6回以降は望月大希投手、長谷川威展投手がよく凌いだだけに、中盤にビッグイニングを作られたことが悔やまれます。
一方、打線は1番二塁で初スタメンのアルカンタラ選手が4回と6回に二打席連発となるソロを放ち、小柄ながらパンチ力のあるところを見せました。9回は2シーズンぶりの1軍出場が4番での起用となった清宮幸太郎選手が、藤井投手の149キロ直球をとらえて右翼席中段へ運び期待に応えました。昨シーズン、チーム本塁打はリーグ最少の78本で、今年は2試合で4発と改善の兆しは見えていますが、全てソロアーチ。ファイターズらしいつなぎの野球で明日こそ今季初タイムリー、そして勝利の瞬間が見たいものです。
先発投手コメント

堀投手
<1回 17球 打者4 安打1 三振2 四死球0 失点・自責点0>
「公式戦では久々の先発マウンドに上がって、いつもとは違う感覚でしたが、いつも通りしっかり投げることを心掛けて、無失点で終えることができてよかったです」
BIGBOSS語録

「(2本塁打の)メンディ(アルカンタラ選手)がすごかったね。前に突っ込まず、左打席は(力が)見えてきて、あと右でどのくらい対応できるか。あと4番(清宮選手)は完璧。雰囲気あったもん。見逃し方が全然キャンプ中と違ってきた。担当コーチがいいね、稲葉GM(笑)。低めをしっかり見送れて、打った後もかっこいい。メジャーリーガーみたいだもの。昨日の感じを見て4番で行こうときめました。投手の継投は予定通りで、明日も。河野君が(5回に5失点と)ああいう感じで取られ、次への反省点が出てしまったけれど、彼も経験あるだろうし、プラスに変えて悪い面を修正していけばいいので」