

ゲームレポート



ファイターズは打線が2度の満塁機を生かせず無得点に終わり、4連敗となりました。
2回、先頭のヌニエス選手からの3連打で無死満塁と先制のチャンスをつくります。しかし、ここから1本が出ず、相手先発のロメロ投手を捉えきれませんでした。逆に4回、上沢直之投手がつかまり、3連打で1点を失うと、さらに2死一、二塁からタイムリーを浴び2点のリードを奪われます。2点を追う7回、四球とヒットで再び満塁の好機が訪れましたが、後続が続かず1点が遠い展開となりました。リリーフの4投手は好投し無失点で味方の反撃を待ちましたが、9回も三者凡退で終わり、連敗ストップとはなりませんでした。
好機にあと1本が出ず、もどかしいゲームとなりましたが、この日は故障から復帰し、今季1軍初出場となった野村佑希選手が2安打と存在感を発揮。持ち味の勝負強いバッティングで打線を活気づける役割が期待されます。
先発投手コメント

上沢投手
<5回 77球 打者23 安打8 三振6 四死球0 失点・自責点2>
「前回と同じように、先に点を取られてしまいチームに申し訳ない気持ちです。要所で粘れずにただただ申し訳ない気持ちです」
BIGBOSS語録

「惜しかったよね。負けは続いているけれど、徐々に徐々にいい感じにはなってきている。(7回1死)満塁、(代打)清宮君にカウント3-0で打てのサイン。ああいうところでバチンと仕留めてくれたら、こっちは笑顔でうれしくなるんだけど。本人には言ったんだけど、俺は君を信じて打てのサインを出しているんだから、割り切って捉えに行きなさいと。緊張感のある試合であそこで打てばレベルが上がるし、打てなければ練習するだろうし。みんなにチャンスを与えて結果が出る選手に徐々に試合数を与えていき、駄目だったら練習させて悔しい思いをさせて、レギュラーをつかみに行きなさいという年なので。(今季初出場の)野村君、緊張しただろうけど2本ヒットが出てほっとしていると思う。明日からもっとタイミングが合っていい打球が出てくるんじゃないか」