2022.04.17 SUN
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ゲームレポート

7回無失点の上沢投手
好リリーフの堀投手
3勝目を挙げた北山投手

ファイターズは0-0で迎えた延長10回に、途中出場の万波中正選手が値千金のソロホームランを放ち、1-0で白星をつかみました。打線は9回まで無安打も、延長戦で飛び出したチーム唯一のヒットが決勝ホームランに。先発の上沢直之投手をはじめとした投手陣が踏ん張り、劇的な1安打勝利となりました。9回まで無安打も延長戦で勝ったチームは、2014年の巨人以来、史上7度目。延長回の1安打だけで勝利したケースは、1949年にファイターズの前身球団である東急が記録して以来、73年ぶり2度目、2リーグ制後では初めてとなる記録的な勝ち星となりました。

相手の先発は前回の登板で完全試合を達成した佐々木朗希投手。球威十分のストレートとキレのあるフォークボールを打ちあぐねた打線は8回まで無安打に封じ込まれ、1人も走者を出すことができませんでした。佐々木投手に負けじと、上沢投手も伸びのあるストレートを中心にロッテ打線を無失点に抑え込みます。両チーム投手陣が好投し、0-0の9回は北山亘基投手が登板。2死満塁のピンチを迎えますが、代打安田選手を力のある直球で空振り三振に切ってとり、ベンチは活気づきます。ピンチのあとはチャンスあり。投手陣の力投に応えるように10回、先頭で打席に入った万波選手がチーム初安打となる3号ソロをバックスクリーン横にたたき込み、0-0の均衡を破りました。最後は宮西尚生投手が走者を背負うも落ち着いた投球で後続を打ち取り、2年ぶりのセーブを挙げました。

佐々木投手には8イニングを完璧に抑え込まれましたが、辛抱強く4投手が得点を与えず会心の完封リレーで2連勝。今季初めてカード勝ち越しを決め、ここ5試合で4勝とチームも勢いづいてきました。

先発投手コメント

先発の上沢投手

上沢投手
<7回 104球 打者27 安打4 三振8 四球1 死球1 失点・自責点0>


「今日はゼロで抑えられたことが一番かなと思います。ブルペンからあまり調子がよくなかったですが、よくないのを飲み込んで、あまり腕を振りすぎずに、自分の中でちょっと抑えめに入っていこうと割り切れたのがよかったです」

BIGBOSS語録

BIGBOSS


「1安打勝利は2回目?オープン戦から。野球って面白いね。完璧に抑えられていて佐々木君が代わって、スタンドの雰囲気もちょっと『あ~っ』ってなったところで、ああやって点が取れるってね。リズムじゃないけど流れっていうか。ベンチにいて野球って面白いスポーツだなと思いました。(佐々木投手は)素晴らしかったね。うちの上沢君も完璧だった。(万波選手は)すごいでしょ。あそこで打つんだから」

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