

ゲームレポート



4カードぶりに戻ってきた札幌ドームで、敵地での開幕カードで痛い3連敗を喫したホークス相手に12-5と快勝。桜前線が北海道に上陸し、三塁ダッグアウトに笑顔の花が咲き乱れました。
1回から打線がホークス先発のレイ投手に襲い掛かり、1点を先制してなお2死一、三塁から万波中正選手が4号3ランを左翼席へ突き刺しました。2回には野村佑希選手の2点左前打で追加点を挙げると、4回に近藤健介選手、6回には石井一成選手がそれぞれ2ランを放つなど、今シーズン最多得点を更新して圧勝しました。
投げては中5日で先発した伊藤大海投手が10安打を浴びる苦心の投球ながら、失点を3にとどめ、昨年4月28日以来のホークス戦勝利、今シーズン2勝目を飾りました。ただ終わってみれば相手打線に計17安打を喫しただけに、気を引き締めて明日のカード2戦目に臨みます。
先発投手コメント

伊藤投手
<6回 107球 打者29 安打10 三振4 四球1 失点・自責点3>
「課題である入りはよかったですが、なかなかいいリズムでベンチに戻ることができませんでした。なんとか追加点を防ごうと努力しましたが、最後に自分のカバーミスもあり、課題がいっぱいです。2試合続けて、たくさんの援護点を取ってくれた野手に感謝したいです」
BIGBOSS語録

「(万波選手の本塁打について)当たったでしょう?フリーバッティングでものすごくバットの出方、角度がいいというか、そうですね。僕のカンピュータ、きょうはものすごく当たってよかったんじゃないかな。(今季最多得点については)こういう試合はあまり好きじゃない。何なら成長しないというか、2、3点差で緊張感を持ってやる方が好き。(明日は違う展開に?)そうですね。あ、そうですね言っちゃった。明日いいゲームをして見に来てくれるファンのみんなを興奮させたいなと。(リーグ最多本塁打について)キャンプ中から打つなと言ってきて、そしたら今一番打ってる、メジャーと合わせても。何か気持ち悪いなと。こんな打てる選手いっぱいいるんだ。(打つ)ポイントがいいのか、すごいね」