試合情報

ファイターズは投手陣が踏ん張り切れず、逆転負け。4月19日以来の連勝とはなりませんでした。

打線は1点を追う2回、無死二、三塁からリーグ打率トップの松本剛選手がしぶとくライト前に運ぶタイムリーで同点。さらに清宮幸太郎選手が石川投手の決め球シンカーに食らいつく右前適時打を放って勝ち越すと、内野ゴロの間にも1点を加えて3-1と逆転に成功しました。

先発の上沢直之投手は1、3回に1点ずつ失うと、5回無死満塁のピンチを背負います。内野ゴロ併殺の間に1点を与えて同点。さらにこの日2打数2安打2打点と当たっている山口選手に2ランホームランを浴び、勝ち越しを許してしまいました。

3回以降は打線も無得点。4、5回はともに先頭打者が二塁打を放って好機を作りましたが、得点を奪えず流れをつかみきれませんでした。エース上沢投手で勝ちきれなかったことは悔やまれますが、気持ちを切り替えて次戦で今季10勝目をつかみたいところです。

上沢投手
＜5回　94球　打者24　安打9〈本塁打1〉　三振2　四球2　死球0　失点・自責点5＞

「3点の援護をもらっておきながら、逆転されるようなピッチングをしてしまい、情けなく思います。チームに迷惑をかける結果になってしまい申し訳ない気持ちです」

「松本君はやっぱり打ちますね。バットの出がいいから、野手のいないところに落ちるという。上沢君の一発も結果論であって。次抑えてくれればいい。次はぴりっと投げてくれるでしょう。（若い選手に）もっともっと経験させて。つかんでいけばドカーンと行く選手がいっぱいいると思うから。そこからが楽しみかな」