ゲームレポート
投打でなかなか見せ場をつくることができませんでした。先制機を逃し、チームは今季ワーストの6連敗となってしまいました。
先発の上沢直之投手は先頭バッターに粘られて四球を与えると、3番柳田選手に先制2ランを浴びました。決して甘いコースではなかったですが、スタンドまで運んだ柳田選手の技ありの一発でした。調子が悪いなりにゲームをつくることができる上沢投手ですが、この日はなかなか立ち直ることができません。2、4回は2死から失点し、6回に5点目を奪われるとマウンドを降りました。7回以降は小刻みな継投で無失点。リリーフ陣が踏ん張りました。
打線は淺間大基選手のソロホームランによる得点のみ。初回に2死一、三塁の好機で重盗を仕掛けましたが、ソフトバンクベンチに読まれて、三塁ランナーがアウトとなり得点を奪えませんでした。連敗中は4得点以下と打線がつながらず苦戦しているファイターズ。何とか復調のきっかけをつかみ、明日こそリーグ再開後の初白星をつかみたいところです。
先発投手コメント
上沢投手
<5回1/3 108球 打者27 安打9<本塁打1> 三振2 四球3 死球0 失点・自責点5>
「出鼻をくじかれてしまい、そのまま悪い流れを断ち切れずにずるずると行ってしまいました。なんとか悪い流れを断ち切ろうと努めましたが力及ばず、悔しい気持ちでいっぱいです」
BIGBOSS語録
「(重盗は)初回からサードスローが来てびっくりした。(相手との)駆け引きなんで。これからもどんどんやりながら駆け引きをしていきたいなと思います。(上沢投手について)そういう日もありますよ。(本塁打の淺間選手は)彼本人の力ですよ。気になったところを少しだけアドバイスしたら、その通り打った。石井君にもアドバイスして。初回に打ったでしょ。まあ、彼らの能力があるからできること」