

ゲームレポート



投打ともに振るわず2連敗。4カード連続の負け越しとなり、借金は今季ワーストを更新する「19」となってしまいました。
中7日で先発した吉田輝星投手はいきなり初回に四球と二塁打で無死二、三塁のピンチを招き、森選手に左前打を許し、2点を先制されます。持ち味の真っすぐの制球に苦しんだ吉田投手は3回も森選手に適時二塁打を浴び、3回4安打3失点でマウンドを降りました。
打線は5回まで1安打とエンス投手を打ちあぐねていましたが、投手が交代した6回、2死一塁から上川畑大悟選手が右翼フェンス直撃の二塁打を放ち、1点を返します。しかし、6回と8回に中継ぎ陣が失点を重ね、リードを広げられてしまいました。
9回に2号ソロを放った上川畑選手は、2安打2打点とチームの全打点を挙げ、ひとり気を吐きました。チームは9試合連続1桁安打と打線がつながらず、もどかしい日々が続きます。3カード連続敵地での戦いを終え、次カードは本拠地札幌ドームで3連戦。今季3勝7敗と負け越しているオリックスをたたき、巻き返しのきっかけをつかみたいところです。
先発投手コメント

吉田投手
<3回 45球 打者13 安打4 三振1 四球2 死球0 失点・自責点3>
「毎回のように先頭バッターを出してしまい、それが失点につながってしまったと思います。変化球がなかなか決まらず、カウントが悪くなったところを打たれてしまいました。早いイニングで降板する形になり、リリーフの皆さんに申し訳ない気持ちですが、逆転を信じて応援したいです」
BIGBOSS語録

「(先発の吉田投手について)四球はできたら減らしてほしいですね。この後の先発は今は考えていないかな。中継ぎでいく方が、投球のダイナミックさというか、勢いはありますよね。今日はその感じで1回からやってほしかったと思います。(上川畑選手は何かやってくれそうな)雰囲気があります。何番でも打たせたい打者ですね」