

ゲームレポート



交流戦明けから1勝9敗と苦しんできましたが、6月19日(日)のマリーンズ戦以来12日ぶりとなった札幌ドームで僅差のゲームをものにし、5カードぶりに初戦を勝利で飾りました。
対戦前まで3勝7敗と苦戦を強いられてきたバファローズ戦。今季3戦して0勝2敗と攻略できていなかった山岡投手相手に、数少ないチャンスを確実に生かしたことがものをいいました。2回は敵失で出塁して2死一塁から石井一成選手が右中間を深々と破る適時三塁打で先制。4回は2死三塁とし、清宮幸太郎選手の一、二塁間深い当たりが一塁送球エラーとなる間に追加点を挙げ、好投手からしぶとく点をもぎ取りました。
投げては先発の上沢直之投手が7回途中8安打6四死球と走者を出しながら、粘り強い投球で1失点でしのぎ切りました。バファローズ戦は2018年4月以降9連勝中でしたが、相性のよさというよりもエースとしてチームの苦境を救うべく、ピンチで失投をしないという強い心が相手を勝りました。9回を託された石川直也投手は、右ひじ手術をへて3シーズンぶりのセーブをマーク。各自が役割を全うし、引き締まった試合をきっちり勝ち切ったことで、嫌な流れを断ち切るきっかけにしていきたいところです。
先発投手コメント

上沢投手
<6回2/3 119球 打者33 安打8 三振6 四球4 死球2 失点・自責点1>
「あまり精神論は好きではありませんが、気合いで何とかするしかありませんでした。調子云々ではなく、魂込めて投げました。早い回で降板することになってしまいましたが、チームが勝てるように全力で応援したいです」
BIGBOSS語録

「ホームゲームはなかなか良い勝ち方するのに、なんでビジターに行くと変わるのかなって。その辺は僕が勉強していきたいなと思います。(上沢投手について)内容的には今日は最初から良くなかったですね。でも、7回まで投げてくれたのは、さすが一番勝ち星を挙げているピッチャーだなと思いました。野球は面白いね。少ないヒットで勝つときもあれば、むちゃくちゃ打っても勝てない時もあるし。あとはピッチャー次第かな」