

ゲームレポート



3回と6回に打線がつながり、一時は4点をリードしましたが、リリーフ陣が踏ん張り切れず悔しい逆転負けとなりました。今季2度目の2桁失点で2連敗。後半戦のカード初戦の勝ち越しはなりませんでした。
先発の根本悠楓投手が初回にソロホームランで1点を失います。しかし、3回1死一、二塁の好機で清宮幸太郎選手が2点適時三塁打を放って逆転に成功。続く近藤健介選手の犠牲フライでもう1点を加えました。4回から登板した2番手玉井大翔投手が2イニング連続で三者凡退に抑え、流れを引き寄せます。すると6回、近藤選手のタイムリーと今川優馬選手の犠牲フライで2点を奪い、リードを4点に広げました。
しかし、5-2で迎えた7回、井口和朋投手がホームランで1点を献上。さらに無死一塁とされ、代わってマウンドに上がった宮西尚生投手は2死を奪ったものの、島内選手に2点タイムリーを浴びて同点とされてしまいます。ベンチは北浦竜次投手を送るも、相手の勢いを止めきれず勝ち越し点を与えてしまいました。結局7回は相手に打者一巡の猛攻を許し、6失点。8回も2点を失い、反撃もできずゲームセットとなりました。
離脱者が多い苦しい状況の中、なかなか投打の歯車がかみ合わず連敗を喫してしまったファイターズ。昨日エラーで途中交代という悔しさを味わった万波中正選手が、打席で粘りを見せて奪った四球が得点につながるなど選手たちの勝利への執念は失われていません。次戦は年に一度の旭川開催。地元ファンの応援を力に変え、勝利を追い求めます。
先発投手コメント

根本投手
<3回 62球 打者14 安打2<本塁打1> 三振5 四球4 失点・自責点1>
「5回持たずに降板する結果になり申し訳ない気持ちです。毎回同じようにフォアボールを出して、リズムが悪くなり、攻撃にいい流れを持ってくることができませんでした。中継ぎ陣に負担をかけてしまいますが、勝利を信じて最後まで応援したいです」