2022.08.04 THU
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ゲームレポート

ピンチを無失点で切り抜けたメネズ投手
2安打3四球の佐藤選手
通算250犠打を達成した中島卓選手

今季パ・リーグ最長4時間57分の熱戦は、両者譲らず3-3でファイターズにとっては今シーズン初の引き分けとなりました。打線は3点差を追いつく粘りを見せ、投手陣は4回以降無失点に抑えました。

7月3日以来の登板となった先発杉浦稔大投手は初回、周東選手に先頭打者本塁打を許します。3回も連打を浴びるなど2点を奪われ、マウンドを降りました。その後はリリーフ陣が踏ん張りました。ランナーを置いた状態で登板したメネズ投手はピンチをしのぎ、2イニングを無失点。複数の投手がイニングをまたぎながらも無失点に抑える好投を披露し、4回以降は6投手の継投でホークス打線に好機らしい好機を作らせませんでした。

打線は4回まで無安打に封じ込まれていましたが、5回に反撃に出ます。佐藤龍世選手、梅林優貴選手の連打で無死一、二塁とし、中島卓也選手がプロ野球史上21人目となる250犠打をきっちりと決め、好機を拡大。1死二、三塁から内野ゴロの間に1点を返すと、さらに万波中正選手が6月3日以来約2カ月ぶりのホームランを左翼席にたたき込み、一気に同点に追いつきました。万波選手の11号2ランは、チームとして今季78本目の本塁打となり、98試合目で昨季のチーム本塁打数に並びました。その後勝ち越し点を奪えず延長戦に突入し、同点で迎えた延長10回は2死満塁、11回は無死一、二塁とサヨナラの好機をつくりましたが、あと1本が出ず勝利をつかむことはかないませんでした。

勝利こそなりませんでしたが、打線は3点ビハインドを追いつき、リリーフ陣は1点も与えられない緊迫した中で三塁を踏ませず投げ抜きました。総力戦で引き分けた粘りを明日の試合につなげたいところです。

先発投手コメント

先発の杉浦投手

杉浦投手
<2回0/3 44球 打者14 安打6〈本塁打1〉 三振1 四球1 死球1 失点・自責点3>


「毎イニング先頭バッターを出して、なかなかリズムに乗れず、良いところがありませんでした」

BIGBOSS語録

BIGBOSS

「気が付いたら(午後)11時。こんなに長いのは初めて。明日は移動ゲーム、最高ですね。(5回の)万波君のホームランはスライダーで一番腕が伸びるところ。彼はあそこが飛ぶんでね。昨日は清宮君できょうは万波君。昨年試合に出ていない人のベスト更新は成長につながりますし、みんな集中してポジションを奪い取ろうというのがあって、見てて気持ちがいいですね。リリーフは疲れているから、明日はポンセ君がずっと投げてくれたらいいけれど、リリーフがタフだというのを見せてくれてもめちゃくちゃうれしいですね」

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