

ゲームレポート



2点を追う9回、一打同点のチャンスを迎えましたが、あと1本が出ませんでした。2試合連続逆転負けと悔しい結果に終わりました。
1回、杉谷拳士選手のヒットなどで作った2死一、二塁の好機で、今川優馬選手が2試合連続打点となるタイムリー二塁打を放ち、1点を先制します。しかし、その裏、先発の田中瑛斗投手は2死二塁とされ、吉田正選手に逆転2ランを許してしまいました。3回は田中投手が杉本選手に2打席連続で死球を与えると、両軍がベンチから飛び出して一時騒然となり、球審から「警告試合」が宣告されました。
7回は6回から登板した4番手吉田輝星投手が2死一、三塁のピンチを招くと、宮西尚生投手にスイッチ。宮西投手も吉田正選手を抑えきれず追加点を許しました。9回はヒットと2死球で1死満塁のチャンスを作りましたが、代打近藤健介選手、清宮幸太郎選手から快音は聞かれず、得点を奪うことはできませんでした。
これで京セラドーム大阪では、今シーズン8連敗。この日も相手の鮮やかな中継プレーで本塁タッチアウトになる場面があるなど、リーグ防御率2位のオリックスから思うように得点が奪えていません。少ない好機を得点に結びつける勝利への貪欲さを見せたいところです。
先発投手コメント

田中投手
<2回2/3 61球 打者15 安打4〈本塁打1〉 三振0 四球1 死球2 失点・自責点2>
「試合を作れずに、このような投球になってしまい、申し訳ない気持ちです。切り替えて応援します」
BIGBOSS語録

「(田中投手は)テンポが良くないね。いいバッターにはインコースに投げないといけないけど、ぶつけるまでのコントロールのなさは良くない。(吉田正選手に打たれているが)どのチームもそう。うちだけではない。勝負にいって打たれても、今のチームは経験が一番の成長になる。逃げてばかりいたら、経験にならない。失敗して成功して、身につけてもらって、強いチームをつくっていく」