

ゲームレポート



序盤の2点ビハインドを7回に追いつくと、9投手の小刻みな継投で勝ち越しを許さず、4時間49分に及ぶロングゲームの末に延長12回、今シーズン2度目の引き分けに持ち込みました。
2点を追う5回1死一、三塁、梅林優貴選手の左前適時打で追撃を開始。7回は2死一、二塁から途中出場の今川優馬選手の右翼線二塁打で試合を振り出しに戻しました。先発の中盤以降立ち直った先発の上原健太投手が7回2失点で踏ん張り、8回からは継投策。1死満塁からこの回3人目のマウンドに上がった玉井大翔投手が絶体絶命のピンチをしのぐと、BIGBOSSはその後もイニング途中で惜しみなく投手をつぎ込みました。12回2死一塁では9番手のメネズ投手が森選手を空振り三振に仕留め、石橋を叩いて渡る必死のベンチワークに見事ブルペン陣が応えました。
10回の攻撃では2死二塁で上川畑大悟選手が二塁内野安打を放ち、外崎選手がボールをこぼす間に二走・今川選手が本塁に突入。際どいタイミングでしたがリクエストも実らず判定通りアウトとなり、7年ぶりの2試合連続サヨナラ勝ちとはなりませんでした。8月に入って2度目のドローに終わったものの、これで月間成績は4勝2敗2分け。粘り強さ、活気がチーム内に漂い、この先の戦いに期待を感じさせます。
先発投手コメント

上原投手
<7回 114球 打者27 安打6〈本塁打1〉 三振5 四球3 死球0 失点・自責点2>
「今日は1回から5回までリズムに乗れず、テンポも悪く、とても苦しい投球でしたが、6回7回はある程度のピッチングになったかなと思います。先制点を取られて、野手が追いついてくれて、勝ち越せないのはリズムが悪かったからかなと思います。流れが悪くなってしまったことに関して、梅林には『上原さんのせいです』と言われましたが、すべて梅林のせいです(笑)。最後まで全力で応援します。玉井さん、ナイスP!」