

ゲームレポート



3試合連続2点以下と打線が振るわず、同一カード3連敗。これで対楽天は5連敗となってしまっただけに、何とか次戦は突破口を見つけたいところです。
先発の伊藤大海投手は1回、2回と三者凡退で立ち上がり、3回も四球からピンチを招きましたが、粘り強く投げ無失点に抑えます。4回もリズムよく2アウトを取りましたが、2者連続で長打を浴び先制点を許してしまいました。打線はランナーを出すものの、なかなか得点にはつながりません。4回は2死二塁で上川畑大悟選手が右前にヒットを放ちますが、近藤健介選手がホームでタッチアウト。近藤選手の走路に相手キャッチャーがおり、ベンチはリクエストしましたが判定は覆りませんでした。さらに5回2死満塁、6回2死二、三塁でもあと1本が出ませんでした。
粘り強い攻撃が実を結んだのは7回。1死二、三塁から松本剛選手がスクイズを決めて同点に追いつきました。しかし、8回、100球を超えた伊藤投手は1死一、三塁のピンチに犠牲フライで勝ち越し点を与え、マウンドで悔しそうにうなだれました。打線も8、9回は得点圏に走者を進められずゲームセットとなりました。
次戦は敵地に乗り込んでのホークス戦。投手陣の粘りに打線も奮起したい思いは強いはず。連戦かつ移動ゲームと厳しい状況は続きますが、気持ちを切り替え、チーム一丸で勝利をつかみに行きます。
先発投手コメント

伊藤投手
<7回2/3 121球 打者31 安打4 三振3 四球4 死球0 失点2 自責点1>
「申し訳ない限りです。ただただ悔しいです」
BIGBOSS語録

「うーん、何でしょう。(7回に2ランスクイズのサインを出した場面は1点止まりで)弱いチームが強いチームに勝つには、2-1にして勝っていかないといけない。高校野球を見ていてめちゃめちゃメモを取りますし、中学とか少年野球を見ても学ぶことは多いですし、そういうところからプロ野球を変えていきたいと思います。(三塁で起用した)清宮君は意外とサードの方が合うんじゃないかな、送球がいいので。練習でショートを守るのもいいと思いますよ。長い距離の送球が打撃フォームの溜めにもなりますしね。でも(打球処理ゼロで)なかなか打球が飛ばない」