試合情報

ホークスの一発攻勢に苦戦し、今季3度目の6連敗。借金は今季最多を更新する「22」となりました。

先発の加藤貴之投手は2回、デスパイネ選手のソロホームランで1点を先制されます。続く3回は野村勇選手に2ランを浴びました。4、5回は三者凡退に抑えて復調の兆しが見えましたが、6回に柳田選手にソロを許してリードを広げられてしまいました。加藤投手は3連勝中でしたが、5月17日以来の黒星を喫しました。

打線は5回に1死三塁から中島卓也選手の犠飛で1点を返すにとどまりました。2回は1死一、三塁、6回は1死一、二塁と好機は作りましたが、あと1本が出ませんでした。ただ、リーグ首位打者の松本剛選手が2試合連続のマルチ安打、右翼で先発出場した古川裕大選手も2安打と調子を上げてきています。6連敗中は全試合3点以下と打線に元気がありませんでしたが、次戦は打線の奮起に期待したいところです。

この日で福岡PayPayドームでのホークス戦が今季最終戦となり、試合後はホークス球団の協力のもと、来季からファイターズの本拠地となる新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」の予告映像が大型ビジョンで放映されました。映像終了後はBIGBOSSや選手らチーム全員でファンの皆様に一礼し、感謝の思いを伝えました。

次カードは23日に釧路、24日に帯広と道内地方球場での開催。地方球場に訪れたファンの前で勝ちゲームを見せるべく、選手たちは全力を尽くします。

加藤投手
＜7回　87球　打者27　安打7〈本塁打3〉　三振4　四死球0　失点4　自責点3＞

「先制点を取られ、そこからずるずると試合が進んでしまいました。リズムをなんとか変えようと試みましたが、中押し、ダメ押しとなるホームランを打たれてしまい、そこが一番悔やまれます。流れを作り切れず、申し訳ない気持ちです」

「（ホークス戦）6連勝の後の3連敗。やられました。（ホークスは）層が厚いですね。加藤君は今までずっと、ほぼ完ぺきに近いピッチングをしてくれていたから。こういう時もありますよ。（2回の一、三塁で谷内選手に打たせた場面について）セーフティスクイズは昨日したからね。一、三塁になった時に何が来るだろうと思わせる。相手ベンチは警戒するだろうし。そういう面白い、ワクワクするような野球を今シーズンやってきたので。あれがバット出さなくて、ボールになっていたら、次はエンドランの予定でした」