

ゲームレポート



満を持して中7日で先発した伊藤大海投手が、ホークス打線の連打を止めきれず、6回8安打6失点。打っては東浜投手ら、3投手の継投の前に6つの四球を選びながら5安打無得点に終わり、1分けをはさんで今シーズンワーストの8連敗を喫しました。
立ち上がり三者凡退と上々の立ち上がりを見せた伊藤投手でしたが、2回1死一、二塁から増田選手に左翼線適時打を許して2点を失いました。さらに一、三塁の場面で甲斐選手のスクイズを空振りさせたものの、宇佐見真吾捕手が三塁へ悪送球して痛い失点。5回にも1死一、二塁でデスパイネ選手、野村大選手に連続適時二塁打を浴び、一度火のついた相手打線を抑え込むことができずにリードを大きく広げられました。
終盤8回も7月24日以来の復帰登板となった堀瑞輝投手が、味方の失策も絡んで3点を失うと、9回にも北山亘基投手がソロ本塁打を打たれて計10失点。分のよかったホークス戦は4連敗となり、対戦成績は黒星が一つ先行しました。8月14日から遠ざかる白星。ペナントレースは残り1か月余りとなり、ファンのためにもこのままずるずる行くわけにはいきません。
先発投手コメント

伊藤投手
<5回 91球 打者25 安打8 三振6 四球1 死球1 失点6 自責点5>
「何も言うことがありません。実力不足です。何とか1週間で修正できるようにしたいです。チームとブルペン陣に申し訳ない気持ちです」
BIGBOSS語録

「成長期止まってきてるね。ミスが多い。内野のああいうミスは、ピッチャーががくんと来るだろうし。エラーが多いと勝てない。ちょっとかみ合ってないですね。(伊藤投手は)内野のミスもあったけど、ミスを防ぐくらいのピッチングをね。切り替えているだろうけど、切り替えきれていなかったかな。相手も打とうと必死に来ている。さらにその上をいくように。それができる選手だから。点差が開いてもスタンドに残ってくれていたファンに申し訳ない。何とかおもしろい試合を見せたいですね」