試合情報

1点リードの9回、抑えの石川直也投手が藤原選手に同点中前打を喫すると、2死二、三塁から安田選手に右越え3ランを浴びて逆転負け。北海道日本ハムファイターズとなってからは2013年以来9年ぶりの最下位が決まりました。

1-1の2回に上川畑大悟選手が右中間を破る適時三塁打を放ち、2点を勝ち越し。3連勝中の「FIGHTERS CLASSIC」のいいムードで序盤から波に乗りかけましたが、3-2の4回2死一、三塁で左翼・今川優馬選手が落球して同点とされました。その後膠着状態が続き、8回に相手のミスに乗じていったんは勝ち越します。無死一、二塁で代打・杉谷拳士選手の投前バントを西野投手が三塁に悪送球して二走が生還。ただ、なお続いた無死二、三塁、1死満塁の好機で後続が二者連続で見逃し三振に倒れ、大量点を奪うチャンスを逸したことが9回の守りに響きました。

日本一1回にリーグ制覇3回と、球団史に輝かしい栄光を刻んだユニフォームを身にまとった「FIGHTERS CLASSIC」。頂点を極めたシーズンは、相手のミスや隙を見逃さずに得点し、強力なブルペン陣がすっと試合を終わらせる巧者の戦いで着実に勝利を積み重ねました。それができるか、できないか。温故知新という言葉をもう一度かみしめ、この悔しさを必ずばねにしなければなりません。

ポンセ投手
<6回　104球　打者28　安打5　三振3　四球5　死球0　失点3　自責点2>

「調子は絶好調ではありませんでしたが、その中で上手くリードしてくれたキャッチャーの古川に感謝したいと思います」

「何度も言うが、チャンスでバットを振らない限り結果は出ない。また、どんな作戦でもしっかり決めて、確実に1点を取れるチームにしていく」