試合情報

先発の上沢直之投手が9回128球と力投しましたが、打線は終盤の好機を生かせないまま1得点で終わり、連勝を逃しました。

上沢投手は2回1死三塁で、打者を一塁ゴロに打ち取りますが、本塁へ向かった三塁走者を刺そうとした一塁手の送球がそれて悪送球となり、先制点を許してしまいます。3回は三者凡退に抑えてリズムに乗るかと思われましたが、4回は柳田選手のソロ本塁打で2点目、5回はタイムリーで3点目を失いました。6回以降は走者を背負うも意地を見せて、得点を許しません。8回を終えて119球に達していましたが、9回もマウンドに上がって得点を許さずに完投しました。

上沢投手の力投に応えたい打線は6回1死二塁から中島卓也選手のタイムリー二塁打で1点を返します。なおも連続四球で1死満塁としますが、併殺で2点目を奪えません。7回も2死満塁の好機をつくりますが、あと1本が出ずホームに走者をかえすことができませんでした。熾烈な優勝争いを繰り広げるホークスの7投手を小刻みに投入する継投策にかわされ、勝利をつかむことはできませんでした。

上沢投手
＜9回　128球　打者38　安打7〈本塁打1〉　三振6　四球4　死球0　失点3・自責点2＞

「序盤の失点でズルズルいってしまいました。ブルペンから調子自体は良くなかったですが、その分丁寧に投げることはできました。8回を投げ終わった時点でしんどかったですが、9回も行った方が自分の中で何か見つかるかなと思ってマウンドに上がりました」