試合情報

プロ初登板初先発の金村尚真投手が好投するも、打線が援護できず1対2で黒星を喫し、エスコンフィールドでの開幕カードは1勝2敗と負け越しました。

先発はオープン戦から安定した結果を残した金村尚真投手。先頭打者から見逃し三振でアウトをとると、多彩な変化球をキャッチャーのサイン通り正確に投げ込み、見事な立ち上がりを見せます。3回2死から四球と二塁打で失点するも、6回を投げ2安打、6奪三振、1失点と堂々のデビューを果たしました。

ルーキーに初勝利をプレゼントしたい打線は、1点ビハインドの5回、先頭の五十幡亮汰選手が四球で出塁すると、すぐさま盗塁をマーク。1死二塁のチャンスを作ると、石井一成選手が今季初安打となる左前適時打を放ち、同点に追いつきます。
最少失点で継投したいリリーフ陣でしたが、7回に4四球と捕逸で勝ち越しを許します。その後は我慢の投手リレーで反撃を待ちましたが、打線は6回以降1安打も放てず、計3安打に抑えられ最後まで追加点を奪えませんでした。

開幕カードを終えて、投手陣は粘投を続けていますが、打線は貧打にあえいでおり、得点力に課題が残りました。それでもまだ1カードが終了したばかり。投打ががっちりとかみ合い、勝利を届けたいところです。

金村投手
＜6回　91球　打者21　安打2　三振6　四球2　失点・自責点1＞

「2アウトからの四球で、チームに流れを持ってくることができず失点してしまいました。次からは2アウトを取った後もしっかりと集中して投げたいです」

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