

ゲームレポート



まさにチーム一丸となって、1週間ぶりの白星をつかみ取りました。打線は粘り強く攻め、10安打6得点。投げては先発上沢直之投手が苦しみながらもゲームを作ると、リリーフ陣が無失点でつなぎ、投打の歯車がかみ合ったゲームとなりました。
1回、4試合ぶりにスタメンに名を連ねた1番矢澤宏太選手が右翼線二塁打で出塁。三進した後、内野ゴロの間に先制のホームを踏みました。1−2と逆転されて迎えた4回は2四死球で得た1死一、二塁の好機に、万波中正選手が右中間への二塁打を放って同点。続く上川畑大悟選手が追い込まれながらもセンター前へしぶとく落とすタイムリーを放ち、2点を勝ち越しました。
7回は2アウトから五十幡亮太選手、矢澤選手、松本剛選手の3連打で1点追加。9回は四球で出た松本剛選手が二塁盗塁を決め、石井一成選手が左前適時打と足を絡めた攻撃でダメ押し点を奪いました。
上沢投手はランナーを背負いながらも要所を締めるピッチングを見せ、5回2失点でリリーフ陣に後を託します。6回以降は鈴木健矢投手、田中正義投手、石川直也投手が無失点で抑えて逃げ切りに成功。上沢投手は今季初白星で、オリックス戦は2018年4月24日から12連勝となりました。
先発投手コメント

上沢投手
<5回 92球 打者26 安打7 三振3 四球3 死球1 失点・自責点2>
「悪いなりになんとか投げることができました。先制してもらって逆転された後に、また逆転してもらったので絶対に抑えようと思いました。次の登板までに状態を上げていけるよう、しっかり調整したいと思います。チームが勝つように、応援します!」
新庄監督語録
「(矢澤選手について)初回の勢いづけるヒットというのは、みんなが乗ってくる。そういう才能がある選手というか、勢いづかせてくれる選手。(上川畑選手の勝ち越し打は)バットに当てたら、何か起きるというのをみんなに見せてくれた一打でしたね」
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