試合情報

手堅くつかんだ2得点を守り抜き、今季初の零封勝利で5試合ぶりの白星を飾りました。

投手陣の台所事情が厳しい中、先発マウンドに上がったのは中継ぎから配置転向された鈴木健矢投手。今季初先発にも動じることなく、ストライク先行の投球でアウトを重ねます。地面から浮き上がるアンダースローが伏見寅威選手の巧みなリードにはまり、相手打者を翻弄。6回を投げ許した安打は1本のみで、勝ち投手の権利をもってマウンドを降ります。

打線は3回に先頭の矢澤宏太選手が四球で出塁すると、続く今川優馬選手が右前打でつなぎ無死一、三塁の好機を演出します。先制点が欲しい場面、打席に入ったのは前の試合で猛打賞の松本剛選手。きっちりと左犠飛を放ち先制点を奪います。4回にも先頭万波中正選手の二塁打から谷内亮太選手の投前犠打、奈良間大己選手の左犠飛で1点を追加。少ない安打の中でも各打者が役割を果たし、しぶとく得点を重ねました。

僅か2点のリードを守るべく、7回からリリーフ陣がマウンドへ。ブライアン・ロドリゲス投手が四球と1安打を許すも無失点に抑えると、8回は田中正義投手が二者連続三振を奪う危なげない投球。9回は抑えの石川直也投手がランナーを背負いながらもきっちりと試合を締めくくりました。

僅差の試合を勝ち切る大きな1勝で、連敗は4でストップ。明日からは東北楽天ゴールデンイーグルスとの3連戦に臨みます。最下位脱出へ、投打の歯車をかみ合わせ、しぶとく勝利を目指します。

鈴木投手
＜6回　79球　打者21　安打1　三振1　四球1　死球1　失点・自責点0＞

「調子はあまり良くなかったですが、寅威さんのおかげで良いピッチングができました。チームが勝つように応援します！」

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