試合情報

ファイターズは打線が着実に得点を積み重ね、投手陣も粘り強くピンチをしのいで接戦をものにしました。

両チーム無得点で迎えた6回、相手のドラフト1位ルーキー荘司投手から1死一、二塁のチャンスをつくると、野村佑希選手がタイムリー二塁打を放ち、2点を先制します。さらにマルティネス選手にも中前適時打が飛び出し1点を追加。7回にはアルカンタラ選手、8回は上川畑大悟選手の適時打でそれぞれ1点を加えます。

先発の上沢直之投手は5回に無死満塁のピンチを招きますが、続く打者を右飛、併殺打に仕留め無失点で切り抜けます。4点リードで迎えた8回に2ランを浴びたところで、ベンチは河野竜生投手にスイッチ。河野投手が冷静に後続を断ちました。9回のマウンドに上がったのは宮西尚生投手。先頭打者の出塁を許しますが、続く打者を三振、最後は併殺打で切り抜けました。ベテランが見事に試合を締めて今季初セーブ、上沢投手は2勝目を挙げました。途中出場の江越大賀選手が守備で好プレーを見せるなど各選手がそれぞれの役割を果たし、前夜の逆転サヨナラ負けの悪夢を吹き飛ばしました。

上沢投手
＜7回2/3　105球　打者32　安打8＜本塁打2＞　三振2　四球4　失点・自責点3＞

「球威もそこまで出なかったので、コントロールを意識しながら変化球を散らして、なるべく的を絞らせないように投げました。ピンチで声をかけてくれた（伏見）寅威さんや野手のみんなに感謝です」

「昨日や今日みたいに緊張感のあるゲームで守るのは成長につながる。江越くんのプレーが大きかった。ジェイ（野村選手）も4番の仕事をしてくれました」

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