

ゲームレポート



アリエル・マルティネス選手の移籍後第1号ホームランや万波中正選手の2本の適時二塁打などで得点を重ね、3試合ぶりに白星を飾りました。
ここ数試合、僅差のゲームで敗れてきたファイターズは序盤から打線がつながります。2回、先頭のアリスメンディ・アルカンタラ選手が四球で出塁すると、続くアリエル・マルティネス選手が移籍後初となる本塁打を左翼ブルペンに運び2点を先制します。3回には今川優馬選手の左前打から1死一、二塁のチャンスを作ると、今季初の4番に座った万波中正選手が左翼線を破るタイムリーを放ち2点を追加。更に5回、またしても先頭の今川優馬選手が左前打で出塁し、1死一、二塁のチャンスを作ると、万波中正選手が2打席連続で左翼線を破る適時二塁打を放ち6対0とリードを広げます。
先発は本拠地エスコンフィールドで防御率0.00と抜群の安定感を誇る鈴木健矢投手。序盤から打たせてとる投球で、得点を許しません。5回を投げ無失点と相性の良さを見せつけ、リリーフ陣へマウンドを託します。6回からマウンドに上がった堀瑞輝投手が3者連続本塁打を許し、1死もとれずに降板。嫌な空気が立ち込めますが、その後を池田隆英投手、宮西尚生投手がピシャリと抑えます。最終回のマウンドを託されたのは、ここまで中継ぎでの登板機会が多かった田中正義投手。きっちりと3人で打ち取り、プロ7年目にして初セーブを挙げました。また、鈴木健矢投手はリーグトップタイとなる3勝目をマーク。課題の投手陣に光が見え、明後日からのホークス戦に期待がかかります。
先発投手コメント

鈴木投手
<5回 77球 打者20 安打4 三振2 四球1 失点・自責点0>
「テンポ良く投げていけない中、野手の方が点を取ってくれたので粘り強く投げることができました」
新庄語録

「鈴木君はいつもよく試合を作ってくれる。5回を投げてほっとして終わらせるのも一つの方法かなと。田中君は初セーブに思えない。今の状況の中では、一番安心して後ろを任せられる」
ゲームハイライトフォト