

ゲームレポート



延長までもつれた接戦は相手主砲の一撃に泣き、ファイターズは4カード連続で初戦を落とす結果となりました。
ファイターズ先発は、今季2勝目を狙う加藤貴之投手。立ち上がりにホークス打線に掴まり2点を許します。それでも、シーズン最少与四球記録を持つ左腕エースは、今日も四死球ゼロの投球で、7回3失点と試合を作ります。
3点を追う打線は4回、先頭の五十幡亮汰選手が快足を飛ばして三塁打で出塁すると、続く松本剛選手が初球を捉えて1点を返します。さらに、「強い打球を意識」して練習から振りこんでいる万波中正選手が弾丸ライナーの中越え2ランを放ち同点に追いつきます。
試合は3-3のまま、両チームともリリーフ陣に託され、ファイターズは8回宮西尚生投手、9回田中正義投手のリレーで無失点に凌ぎます。続く10回を任されたのは、一昨日の試合で2イニングを無失点に抑えるなどリリーフとして信頼を積み上げてきた池田隆英投手。ホークスの上位打線に挑みましたが、1死一、二塁で対峙した四番柳田選手の打球は無情にもライトスタンド上段へ。一瞬の油断も許されないプロ野球の厳しさを痛感する一球となりました。
明日の先発は、先発三本柱の一角である上沢投手。ロースコアのゲームが予想されますが、松本選手は8試合連続安打中、万波選手は2試合連続で打点をあげるなど好調の選手が目立っており、打線の繋がりに期待が掛かります。
先発投手コメント

加藤貴投手
<7回 93球 打者29 安打8 三振3 四球・死球0 失点・自責点3>
「初回に先制点をとられてしまって、チームに良い流れを持ってくることができず申し訳ない気持ちです。ただ、粘り強く投げることはできたと思います。中継ぎに負担をかけますが、ベンチでしっかりと応援したいと思います」
新庄語録
「そんなに力の差がすごい離れているという感じはしないですけどね。(野村選手について)今は耐える時じゃないかな。1本出たら変わってくれると思うし、変わらないといけないしね。松本君もね、何日か前まで苦労していて、一気に上がってきましたからね」
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