

ゲームレポート



先発三本柱の一角である若き右腕が気迫の投球で今季初白星。チームに今シーズン初の3連勝を呼び込みました。
先発は、ここまで0勝3敗と本来の投球ができず苦しんでいる伊藤大海投手。「本当にラストチャンス」と覚悟を決めてマウンドにあがりました。初回からランナーを背負うも要所を締め、7イニングを4安打1失点で抑えました。
先発の奮闘に呼応するように、打線は3回、先頭の五十幡亮汰選手が中前打で出塁すると、相手バッテリーの隙をついて二盗、三盗を成功させ、無死三塁のチャンスを作ります。すると続く江越大賀選手が、相手の意表をつくフルカウントからのスクイズを決めて先制します。
さらに6回、2番谷内亮太選手が中前打で出塁すると、3番松本剛選手がバントで相手左腕のエラーを誘い無死二、三塁の好機に。続く4番野村佑希選手が右犠飛を放ち1点を追加。万波中正選手の投ゴロ野選の間に1点を挙げてリードを2点に広げます。
8回、9回にも2点ずつを加えて、6点をリード。最終回はルーキ―宮内春輝投手が締めて、7−1の快勝でした。
明日の先発は、今季いまだに防御率0.00の鈴木健矢投手。リーグ単独トップの4勝目に向けて、期待がかかります。
先発投手コメント

伊藤投手
<7回 108球 打者26 安打4 三振6 四球1 失点・自責点1>
「何とか最後まで最少失点で、と思い、バッター1人1人に気持ちを込めて投げました。今日はストライク先行で投げられたことが良かったです」
新庄語録

「昨年から色々なことを経験させてきたことが少しずつですけど成長につながって、こういう試合ができてきている。ホームランは減ったけど、こういう得点を取れるチームになってきた。伊藤君には前回厳しいことを言いましたけど、それで変われる選手だと思っているので」
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