試合情報

伊藤大海投手の120球に迫る力投で息詰まる投手戦となりましたが、0−0で迎えた最終回、3番手ロドリゲス投手の粘りも及ばず得点を許しサヨナラ負けを喫しました。

伊藤投手の今季6試合目の登板は熊本。慣れない地方球場でしたが、序盤からエンジン全開でストライク先行のピッチングを見せます。振れているホークス打線に粘られて出塁を許しますが、要所でギアを上げてホームを踏ませません。4回2死満塁では甲斐選手をファウルフライ。5回は味方のエラーなどで1死一、二塁とされるも柳田選手、栗原選手を力の込もったボールでねじ伏せました。7回無失点で中継ぎ陣にマウンドを託しました。

8回は宮西尚生投手が三者凡退に抑えるも、9回は1死二塁から内野安打にエラーが絡み、二塁走者にサヨナラのホームを踏まれてしまいました。

伊藤投手の力投に応えたかった打線ですが、ホークスの開幕投手を務めた大関投手を攻略できませんでした。ヒットはアルカンタラ選手が4回に放った左前打のみ。四球も含め出塁は3度、三塁を踏むこともできず、大関投手に翻弄されてしまいました。

長いリーグ戦で大事なことは敗北を引きずらず、連敗しないこと。気持ちを切り替えて、カード勝ち越しを目指します。

伊藤投手
＜7回　119球　打者30　安打7　三振5　四球1　失点・自責点0＞

「リズムは良くなかったですが、なんとか粘りの投球ができました」

「伊藤君は良いピッチングでしたね。点を取ってあげたかった。（故障者が多くても）選手はよく戦っている。このチャンスをモノにできるかどうかは本人次第なので。明日、明後日と（試合を）取る気持ちはめちゃくちゃあるので、行きます」

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