試合情報トップ

四球の怖さを改めて痛感するゲームとなりました。ファイターズは先制点を奪いながらも四球絡みの失点を許して逆転負け。惜しくも4カード連続の勝ち越しを逃しました。

1回、矢澤宏太選手の二塁打などで1死三塁とし、谷内亮太選手がスクイズをきっちりと決めて先制します。前回登板で6回無安打に抑えて先発初勝利を挙げた北山亘基投手が先発マウンドに立ちます。ランナーを出しながらも3つのアウト全てを三振で奪い、上々の立ち上がりを見せました。しかし3回、フルカウントからのストレートを甲斐選手に捉えられ、同点。その後、四球で出たランナーに三塁まで進まれ、近藤選手の犠飛で勝ち越し点を与えてしまいました。5回は2アウトを奪いながら、またも四球を与えてしまい、マウンドを降ります。代わった齋藤綱記投手が2ランを浴び、リードを3点に広げられました。伸びのあるストレートを軸に7三振を奪うなど、先発としての能力を発揮していた北山投手だけに、与えた4四球が悔やまれます。

ただ、選手は最後まで勝利を追い求めました。7回には江越大賀選手が移籍後初となる5年ぶりのホームランを放ち、9回はマルティネス選手が2試合連続となる本塁打をたたき込み、粘りを見せました。次カードは新庄剛志監督がデザインしたオリジナルユニホームを身にまとい、戦います。本拠地エスコンフィールドでヒーローになるのは誰なのかー。ユニホームとともに気分を一新し、勝利をつかみに行きます。

北山投手
＜4回2/3　99球　打者20　安打2〈本塁打1〉　三振7　四球4　失点・自責点3＞

「フォアボールが全てです。自分からチャンスを与えてしまうピッチングをしてしまいました。この後、しっかり応援します」

ゲームハイライトフォト