

ゲームレポート



先制点を奪いながらも、セーフティーバントなど相手の「足攻」でペースを崩され逆転負け。攻撃でも精彩を欠き5月5日以来の連勝とはなりませんでした。
ファイターズは2回、福田光輝選手の内野安打と相手の2失策が絡み先制。チャンスは続き1死一、三塁から伏見寅威選手が右前打を放ち更に一点を追加します。伏見選手はこれが移籍後25試合目にして初打点。巧みなリードと好守でスタメンマスクを多く任されていましたが、打撃では打率1割台に沈むなど悔しい内容が続いていました。それでも前の試合ではマルチ安打を放つなど、バットの調子は上向き。今季初めて先発バッテリーを組むコナー・メネズ投手に、まずは打撃で援護します。直後の3回、今季3度目の先発で初勝利を狙うメネズ投手のペースが乱れます。セーフティーバントやポテンヒットなど4本の単打と、バッテリーエラーが絡み3失点。続く4回にもバント処理で転倒した後に死球を与えるなど、不安定な投球内容で4回を持たず悔しい降板となりました。
逆転したい打線でしたが、1番から3番が無安打に封じられるなど、3回以降は立ち直ったメルセデス投手の前に抑えられ、4~6回は二塁を踏むことができません。7回には下位打線が奮起し、無死一、二塁とチャンスを作るも、送りバントの場面で走者が飛び出してしまいタッチアウト。中盤以降、唯一のチャンスも生かすことができませんでした。今季ワーストの5盗塁を許したことに加え、攻守での記録にならないミスが響いたファイターズ。連敗はしないものの、連勝が出来ない我慢の戦いが続いていますが、週明けから気持ちを一新し勝利を積み重ねます。
先発投手コメント

メネズ投手
<3回2/3 69球 打者18 安打6 三振2 四球0 死球1 失点4 自責点3>
「とても悔しいです。ストライク先行でいけたのはポジティブな点ですが、良いところも悪いところも両方出るのが野球です。今日の投球でしっかりとできたことは継続していけるように、できなかったことは、次に向けて調整していきたいと思います」
新庄語録

「足でやられましたね。どんどん走ってくるので。もう一度考え直して、防げるものは防いでいかないと」
ゲームハイライトフォト