ゲームレポート
この日の試合前、日本ハムファイターズ初代監督を務めた中西太さんが亡くなったことをうけ、黙とうを行いました。監督を務められた1974年から半世紀、新たな一歩を踏み出したファイターズは、礎を築いた元指揮官へ白星を捧げました。
先制したい打線は、4回に口火を切ります。先頭の松本剛選手が3試合連続安打となる右前打で出塁すると、アリエル・マルティネス選手が左翼線二塁打で繋ぎます。続く上川畑大悟選手が四球を選び、1死満塁の好機として打席には万波中正選手。ファーストストライクを捉えて、10試合ぶりの打点となる左翼線へ2点適時二塁打を放ち先制しました。
また2-2の同点で迎えた7回裏、2死満塁の好機に途中出場の谷内亮太選手が詰まりながらの中前適時打で勝ち越します。さらに8回には、水野達稀選手の2点適時二塁打と松本選手の犠飛で計3点を追加し試合を決定づけました。
先発は今季2勝目を狙う伊藤大海投手。8安打を許すも要所を締める投球で7回を2失点に抑えました。伊藤投手はエスコンフィールドで初勝利となり、初のお立ち台に上がり北海道のファンへ感謝を伝えました。
チームは約2週間ぶりの連勝で、その勢いのまま大阪遠征に向かいます。明日の先発は前回登板で完封勝利をあげた加藤貴之投手。リーグトップのチーム打率を誇るバファローズ打線に挑みます。
先発投手コメント
伊藤投手
<7回 117球 打者31 安打8 三振6 四球3 失点・自責点2>
「序盤に球数が多くなってしまい、良くない点の取られ方をしてしまいました。次の登板に生かしたいと思います」
新庄語録
「こういうゲームですよね。追いつかれて、また点を取る。良かった、良かった。(勝ち越し打の谷内選手は)守備も安定しているし、ここぞという時に頼りになる。すごく大きな1点を取ってくれて感謝ですね」
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