

ゲームレポート



ファイターズはバファローズ打線の勢いを止めることができず10点を失って敗れ、今季初の5連勝はなりませんでした。
中4日で先発した鈴木健矢投手が2回1死から3連打を浴びるなど、3点を先取されます。3回にも得点を奪われ、3回途中5失点と悔しいマウンドとなりました。2番手齋藤綱記投手も相手に傾いた流れを食い止めることができず、本塁打を許すなど3失点。3番手宮内春輝投手も失点し、5回までに3-10と大量リードを許す展開となってしまいました。
打線は新たな顔ぶれが存在感をアピール。4回は福田光輝選手がプロ初本塁打となる2ランをバックスクリーンに叩き込み、5回はハンソン選手がタイムリー二塁打を放ちました。また、8回は万波中正選手が左中間へ7号ソロ。一時調子を落としていましたが、本塁打、打点ともにリーグトップ3に名を連ねるなど復調の兆しが見えて来ました。
8回には、ベンチスタートだったルーキー矢澤宏太選手が初の一軍マウンドに上がりました。「コーチやチームメートが声をかけてくれて、いい状態でマウンドに行けました」と話した矢澤選手は140キロ台後半の直球に変化球を織り交ぜ、内野ゴロと2三振の三者凡退。二刀流に挑戦する22歳がまた一つ歩を進めました。チームの連勝はストップしましたが、2カード連続の勝ち越し。本拠地へ戻り、3カード連続の勝ち越しを狙います。
先発投手コメント

鈴木投手
<2回2/3 46球 打者14 安打6 四死球0 失点・自責点5>
「修正できずに、その後も引きずってしまいました。早い回に交代することになってしまい、中継ぎ陣とチームに申し訳ないです」
新庄語録

「福田君のホームランは完璧でしたね。万波君も調子いい時が少しでも長く続いて、悪い時を短くしていければ日本を代表するプレーヤーになっていく。(プロ初登板となった矢澤選手について)ボールのキレもあったし、良かったですね。勝っているゲームで投げさせたかった」
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