

ゲームレポート



昨日とは打って変わり打線が奮起。新戦力メンバーの3本塁打を含め、ともに今季最多となる14安打8得点で、交流戦2カード連続となる白星スタートを切りました。
1点ビハインドで迎えた4回。先頭の万波中正選手が右中間への二塁打で出塁すると、アリエル・マルティネス選手が左中間適時二塁打で同点、続く上川畑大悟選手の右前適時打で勝ち越します。後半は、ホームラン攻勢で加点。5回にマルティネス選手の左越え2ラン、7回に加藤豪将選手の右越えソロ、8回に代打アレン・ハンソン選手が右越えソロを放ちました。マルティネス選手は移籍後初の猛打賞。達成はならなかったものの、三塁打が出ればサイクル安打という目覚ましい活躍を見せました。
先発マウンドに上がったのは鈴木健矢投手。6回途中まで投げて9安打を浴びるも要所を抑える投球で2失点に留めました。キャリアハイの勝利数を更新する右腕は、チームトップタイの5勝目をあげました。
初記録としては、4回に鈴木健矢投手が内野ゴロの間にプロ初打点を、5回に万波中正選手がプロ初盗塁を決めました。またレフトの守備で途中出場していた矢澤宏太選手は、9回にマウンドに上がり初の"二刀流出場"となりました。
怪我人が多かった状況で、新しく加わったメンバーの活躍が目立つファイターズ。交流戦単独首位に向けて、今カードも勝ち越しを目指します。
先発投手コメント

鈴木投手
<5回2/3 102球 打者27 安打9〈本塁打1〉 三振3 四球1 失点・自責点2>
「ヒットをたくさん打たれましたが、なんとか粘りの投球ができたと思います。野手の皆さんが援護してくれて本当に感謝しています。この後ベンチでしっかり応援します」
新庄語録

「(先発の鈴木投手について)左バッターをそろえられてドキドキしていたけど、よく耐えてくれた。頼もしいですね。(苦しんでいた上川畑選手が勝ち越しタイムリーを打って)去年良い成績を残して、2年目のジンクスではないけど、相手も研究して抑えに来ている。でも、彼には期待しているし、自分の力で乗り越えてくれる選手だと思っています」
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