2023.06.03 SAT
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ゲームレポート

二塁打を放つ松本剛選手
好守をみせる江越選手
スクイズで生還する矢澤選手

土壇場で追いつくもあと一本が出ず、惜しくも延長戦で今季6度目のサヨナラ負け。連勝を逃し、交流戦首位の座をキープすることはできませんでした。

1点ビハインドで迎えた9回。先頭の万波中正選手が、相手抑えの大勢投手の決め球を右前に運び出塁します。さらに、続くアリエル・マルティネス選手も右前に弾き返し、無死一、三塁の好機をつくりました。ここで代打に送られたのは、スタメン落ちをしていた野村佑希選手。指揮官の期待に応えたい場面でしたが、22歳のバットは空を切りました。しかし、続く清水優心選手が見事にスクイズを決めて同点に追いつきます。

延長10回にも2死一、三塁と勝ち越しのチャンスを迎えましたが、野村選手から快音は聞こえず。2打席連続の三振に倒れました。その裏、5番手として登板した玉井大翔投手が相手4番の岡本選手にサヨナラ二塁打を許し、ゲームセットとなりました。

先発の伊藤大海投手は先制を許すも最少失点に抑えて、7回1失点で先発の役目を果たしました。しかし、前回登板に続き味方の援護を得られず、白星が遠い結果となりました。

打線の中で好調をキープしているのは、加藤豪将選手。1軍デビューから7試合連続安打となる同点の右越えソロを放ちました。初出場から7試合連続安打は2018年の清宮幸太郎選手以来で、ドラフト制後、2人目の最長記録。また宮西尚生投手は、この試合3番手として登板。江夏豊氏に並ぶNPB6位タイの通算829登板を達成しました。

ベンチに残っていた野手は1人だけと、投打共に全力を出し尽くしたファイターズ。6連戦の最終戦を迎えて選手たちの疲労もピークとなりますが、2カード連続の勝ち越しに向けて、若き主砲の復調に期待したいところです。

先発投手コメント

先発の伊藤投手

伊藤投手
<7回 104球 打者28 安打7 三振5 四球1 失点・自責点1>


「初回に慎重になりすぎて、序盤に球数がかさんでしまいました。ただ、内容的には久しぶりにいい感覚で投げられたので、次につなげたいと思います」

新庄語録

新庄監督

「よく追いつきましたけどね。143試合やっていたら、必ずこういう試合もある。明日はまた切り替えて。(加藤豪選手について)スイングが泳がされないし、詰まってもいないし、期待できるバッター。何かやってくれそうな雰囲気がある」

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