

ゲームレポート



松本剛選手がエスコンフィールドでは自身初の本塁打となる2号2ランを放ち先制するも、終盤のピンチをしのぎきれず逆転負け。交流戦3カード連続の白星発進とはなりませんでした。
打線は3回、今季初昇格で即スタメン起用された郡拓也選手がチャンスを作ります。ファームで打撃好調の勢いそのまま、1打席目からセンター前に運び今季初安打を記録。その後、2死三塁から松本剛選手が4月23日以来の一発を放ち、幸先良く2点を先取します。しかし、4回に1点を返されて以降は追加点を奪えず。最終回以外は毎回走者を出すも、ホームが遠くもどかしい展開となりました。
先発は前回登板で今季初勝利をあげた上原健太投手。4回に3連打で失点するも、許したのはこの1点のみ。走者を出しながらも要所を抑える粘りの投球で、6回1失点と試合を作ります。1点差を守りきりたいファイターズでしたが、8回に3番手で登板した宮西尚生投手が同点打を許し降板。NPB単独6位の830試合目の登板でしたが、19試合ぶりの失点を喫してしまいました。その後を継いだ玉井大翔投手も粘り切れず勝ち越し打を許しました。
今季1点差の試合では、5勝13敗と接戦での敗北が目立つファイターズ。それでも交流戦3カード連続の勝ち越しに向け、明日は左のエース・加藤貴之投手が先発マウンドに上がります。
先発投手コメント

上原投手
<6回 93球 打者24 安打6 三振4 四球1 失点・自責点1>
「ヒットは打たれましたが、最少失点で抑えることができました。もっと三者凡退のイニングを増やして、良いリズムを作りたかったです。中継ぎ陣に負担をかけてしまったので、しっかり応援します」
新庄語録

「松本君のホームランで、今日も行けるかなという雰囲気はあったんですけどね。上原君はいいボールを放って頑張ってくれました。(19試合ぶり失点の宮西投手について)こういう時もありますよ。全力で投げたボールを打ち返されて、飛んだコースが良かったというところですね」
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