

ゲームレポート



上沢直之投手の8回121球の力投も実らず。打線は2回に放った3安打のみに抑えられ、今季2度目の同一カード3連敗を喫しました。
打線は3回、先頭の万波中正選手、続くアリエル・マルティネス選手の連打から2死二、三塁のチャンスを作ると清水優心選手の中前適時打で先制します。追加点を奪って投手を援護したいところでしたが、ここ2試合、得点力を欠く打線が3回以外は沈黙し1安打もできず。5回に2四球と犠牲フライで1点を挙げるも反撃はここまで。デビューから10試合連続安打とNPB新人記録に並んでいた加藤豪将選手のバットからも快音は聞かれず、記録更新とはなりませんでした。
先発は前回登板で今季最多125球を投げ、勝利投手となった上沢直之投手。1回、2回を三者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せますが、3回に2本のヒットで同点に追いつかれます。最少失点に抑えたいところでしたが、5回に内野安打から四球や自身の送球ミスを含む2失策が絡み、3失点と重くのしかかりました。好投を続けていただけに悔やまれる回となりました。8回を121球、自責点1と力投するも、9回に登板したブライアン・ロドリゲス投手がダメ押しの3ランを浴びるなど、最後まで流れを引き戻せませんでした。
上々のスタートを切った交流戦の対戦成績も3カードを終えて、4勝5敗と負け越しに。それでも新庄剛志監督は「3連敗があれば3連勝もある」と明日からの阪神タイガース戦に備えて前を向きました。
先発投手コメント

上沢投手
<8回 121球 打者30 安打5 三振9 四球1 失点4・自責点1>
「2アウトからの粘りのピッチングができず悔しいです。もっと何とかできた試合だったと思います。その中でも長いイニングを投げることができたのは良かったと思います。次の登板に向けてしっかり調整したいと思います」
新庄語録

「この3連戦は相手の二遊間にやられた感がありますね。守りの野球の大切さが分かった感じがします。3連敗があるということは3連勝もあるということだから。このチームは1試合目乗ってくれたら、ノリノリで行ける。それを乗せていくのが僕の役目なので」
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