試合情報

ファイターズはリーグ再開初戦を白星で飾り、今季最多の5連勝。効果的に得点を重ね、逃げ切りました。

1回1死一、二塁の好機で4番万波中正選手が右前適時打を放って先制点を奪います。2-0で迎えた7回には石井一成選手の中越え二塁打と清宮幸太郎選手のセンター前タイムリーで2点を追加。2点差に迫られた8回には野村佑希選手が左翼席へホームランを叩き込み、流れを再びファイターズに引き戻しました。野村選手は交流戦終了後からリーグ再開までの期間、ファームの試合に出場し、2本塁打。その調子を維持する一発でチームの勝利に貢献しました。

先発の加藤貴之投手はテンポよく投げ、6回まで無失点。7回に2点を失ってマウンドをリリーフ陣に託しましたが、5勝目を挙げました。7回得点圏に走者を背負った場面で登板し、後続を断った玉井大翔投手、8回を三者凡退に抑えた池田隆英投手の好投も光りました。ピンチを招きながらもリードを守り切った守護神田中正義投手は12セーブ目。12球団トップの防御率を誇る投手陣が踏ん張りました。

上位相手に競り勝ち、ZOZOマリンでつかんだ今季初勝利。清宮選手、野村選手、万波選手の若きスラッガーたちがそろって打点を挙げ、左腕エース加藤投手が力投しての白星は、チームの勢いを加速させるはずです。

加藤貴投手
＜6回2/3　95球　打者26　安打7　三振1　四死球0　失点・自責点2＞
「7回の先頭打者に長打を打たれてしまって、流れを止められなかったのが反省点です。点を取ってくれた野手、いい配球をしてくれたマルティネス、リードを守ってくれたリリーフ陣に感謝です」

「（野村選手の本塁打について）良い当たりでしたね。見下ろし打法。打席の中でしっかり間が取れている。加藤君を勝たせることができて良かったです。（ここ何試合か）点を取ってあげられなくて申し訳ないという気持ちでいたけど、良かった」

ゲームハイライトフォト