ゲームレポート
ファイターズは投手陣が8安打を許しながらも最少失点に留め、万波中正選手の一振りで逆転勝利。連敗を2で止めました。
先発マウンドは伊藤大海投手。毎回出塁を許す苦しいピッチングとなりましたが、5回まで三塁を踏ませない、要所を締める投球でライオンズ打線を打ち取ります。6回に1点を失いましたが、追加点は与えずに1点リードを保ったまま7回を投げ切りました。道産子右腕は今季4勝目をマーク。沖縄開催の公式戦では、北海道出身者として初の勝利投手となりました。
打線は0−1の7回、先頭の清宮幸太郎選手が7試合連続安打となる中前打で出塁。初回以来、ヒットが無かったチームに勢いをもたらします。すると、続く5番の万波選手が左越え2ランを放ち逆転に成功。相手先発の平良投手が両手を膝につくほどの値千金の一打となりました。万波選手は自身のキャリアハイに並ぶリーグトップの14号。こちらも9試合連続安打と好調をキープしています。
8回からは池田隆英投手と田中正義投手の高校、大学で同期のコンビが無失点で繋ぎゲームセット。6月は両投手とも防御率1点台と、リリーフ陣の中で存在感を示しています。
明日の先発は上原健太投手。地元沖縄での初勝利を掛けて、マウンドにあがります。
先発投手コメント
伊藤投手
<7回 98球 打者27 安打6 三振9 四球1 死球1 失点・自責点1>
「序盤から(伏見)寅威さんのリードを信じて投げ込むことを意識していました。しっかりと投げることができて良かったです」
新庄語録
「伊藤君、安定したピッチングでしたね。もう1イニング行こうかなと思ったけど、暑さもあったので、調子のいい池田君と田中君につなごうということになりました。最後のセカンドゴロもちょっと跳ねたけど、細川君がよく取りましたね」
ゲームハイライトフォト