ゲームレポート
両先発投手が地元沖縄出身と、注目を集めた試合は投手戦になりました。ファイターズは、相手投手陣を打ち崩せず、11試合ぶりの零封負けを喫しました。
ファイターズ先発は上原健太投手。沖縄での登板は2018年以来で、地元での初勝利を掛けてマウンドにあがりました。結果は、三塁を踏ませないまま7回を92球にまとめ、自己最多タイの9三振を奪う圧巻の投球となりました。相手先発の與座投手も、ランナーを出しながらも粘りの投球で7回を投げ切り、0-0のまま互いにリリーフ陣に試合を託します。
均衡が破れたのは8回。バトンを受け取った河野竜生投手が先頭打者に四球を許してしまい、2死二塁のピンチを招きます。ここで救援マウンドに上がったのは玉井大翔投手。何度も窮地を救ってきた7年目右腕でしたが、相手中軸に連打を浴びて2点を失います。
打線は序盤から得点圏にランナーを進めますが、あと一本が出ず。3つの併殺を取られるなど、流れを引き寄せられないままゲームセットとなりました。
6月は残すところエスコンフィールドでの1試合のみ。10勝11敗と負け越しの状態ですが、30日のバファローズ戦で勝利をつかみ、なんとか勝率5割で終えたいところです。
先発投手コメント
上原投手
<7回 92球 打者26 安打4 三振9 四球1 失点・自責点0>
「試合をつくることができて良かったです。沖縄出身同士の投げ合いが投手戦となり、地元の方々にいい試合を見せることができたと思います」
新庄語録
「上原君良かったですね。今日のピッチングはトップクラス。梅林君のリードも良かった。負けはしたけど、(沖縄出身の)上原君も與座君も2人ともいいピッチングをして、ファンの皆さんには、いいゲームになったかなと思います」
ゲームハイライトフォト