試合情報

ファイターズは4本塁打と一発攻勢でホークス投手陣を打ち崩し、カード初戦に快勝しました。

打線は初回から相手先発のベテラン左腕和田投手を捉えます。5月28日以来の4番に座った野村佑希選手が左越え3ランを放って幸先よく先制。約1カ月ぶりに4番起用した指揮官の期待に早速応えます。続く2回には、郡司裕也選手がプロ初本塁打となる左越えソロを放ちました。新天地で活躍を続ける25歳は、移籍後4試合連続安打と好調をキープ。後半戦の起爆剤として期待が掛かります。

さらに5回、万波中正選手の強烈な打球は左翼スタンド中段へ。キャリアハイとなる今季15本目は、相手を突き放す貴重な追加点となりました。6回にも伏見寅威選手が左越えソロを放ち7点差に。勢いづく打線はその後も3点を奪い、計10得点。6月4日以来1カ月ぶりの二桁得点となりました。

先発マウンドは伊藤大海投手。4つの四球でランナーの出塁を許しますが、要所を締める投球で6回途中まで3安打2失点と試合を作りました。若き右腕は今季最多の129球を投じて、5勝目を挙げました。明日の先発は鈴木健矢投手。カード勝ち越しとチーム3連勝に向けて、緩急を使った度胸ある投球に期待が掛かります。

伊藤投手
＜5回1/3　129球　打者24　安打3〈本塁打1〉　三振9　四球4　失点・自責点2＞

「四球が多く、最低限の6回を投げきる事ができず悔しいです。次の登板に向けてしっかりと調整したいと思います」

「（4番起用した野村選手の活躍について）野村君より僕の方がホッとして、うれしいですよ。結果を恐れず打席でゆったりとしたところを見せてくれ、と伝えた。いい感じに打ってくれました。（明日の4番は）いやあ、3人入れたいぐらいです。万波君もいいし、野村君も打って、清宮君も打ったしね」

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