ゲームレポート
前日とは打って変わり、序盤から点差が開き、流れを引き寄せられないままゲームセット。自力優勝の可能性が消滅し、連勝は2で止まりました。
先発は鈴木健矢投手。中9日での登板となりましたが、初回から相手打線の中軸に掴まり、3点を失います。さらに、2回にも近藤選手に左中間への二塁打を許し2失点。先発としては自己最短となる2回途中でマウンドを降りました。
それでも中継ぎ陣が粘りをみせます。鈴木投手に代わってマウンドに上がった福田俊投手は、1死二塁のピンチを切り抜けると3回、4回を三者凡退に抑えます。3番手は移籍後2度目の登板となった山本拓実投手。ランナーを背負いますが力強いストレートで押し切り2イニングを無失点。4番手は杉浦稔大投手、5番手は玉井大翔投手のリレーで相手打線を封じて、結果3回以降は得点を許しませんでした。
5点を追う打線は3回、二死から1番の加藤豪将選手が中前打で出塁すると続く清宮幸太郎選手が四球を選び一、二塁に。3番松本剛選手が中前適時打を放ち1点を返します。しかし、この場面で三塁を狙った一走清宮選手が走塁死となり反撃はここまで。5回以降は出塁すらできず、試合の主導権を握れないままゲームセットとなりました。この日、移籍後初の一軍昇格で初スタメンとなった山田遥楓選手からも安打は生まれませんでした。
明日の先発投手は、監督選抜でオールスターゲームの出場が決定した加藤貴之投手。持ち前のテンポの良い投球で、カード勝ち越しを狙います。
先発投手コメント
鈴木投手
<1回1/3 37球 打者12 安打7 三振0 四球0 失点5 自責点3>
「今日は何もありません。チームに申し訳ないです」
新庄語録
「(自力優勝が消えたことについて)大丈夫です。一つずつ勝っていって、何かまた見えてくるものがあると思うので。上位チームもどうなるか分からないですから」
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