試合情報

序盤に逆転するも、中盤に粘り切れず逆転負け。またしても1点差で敗戦し、3連敗となりました。

ファイターズは初回に先制を許しましたが、その裏に清宮幸太郎選手がすぐさま反撃の一発を放ちます。センターへ高々と上がった打球は、ロッテ藤原選手のグラブをかすめた後、バックスクリーンに飛び込みました。4試合ぶりの4号ソロで同点に追いつくと、2回には野村佑希選手、細川凌平選手の連続二塁打で、勝ち越しに成功します。

リードをもらって、波に乗りたい先発の上沢直之投手でしたが、5回に3連打を浴び同点に追いつかれると、7回に勝ち越し点につながるランナーを許したところで降板。結果的には6回2/3を投げ自責点3の内容となりました。前回登板では8回3失点で先発の役割を果たすも、建山投手コーチは「チームを勝たせないといけない」とエースの投球を求めていました。粘りの投球を見せながらも、2試合連続でチームを勝利に導けず悔しい登板となりました。

一方打線は、3回以降は一人の走者も出せず、ロッテ美馬投手の前に完全に抑えられました。北海道ボールパークFビレッジが開業し、7月7日で100日が経過。試合前にはセレモニーが行われるなど、3万人超の観衆が見守った節目の試合を勝利で飾ることはできませんでした。

交流戦後はカード勝ち越しのないファイターズ。なんとか流れを変えたい明日は、6月途中に中日ドラゴンズからトレード加入した山本拓実投手と郡司裕也選手の先発バッテリーを新庄監督が予告しています。異例の大抜擢に、新戦力バッテリーが応えられるか、連敗ストップのかかった大事な試合で、更なるアピールを目指します。

上沢投手
＜6回2/3　117球　打者27　安打7〈本塁打1〉　三振3　失点・自責点3＞

「味方が逆転してくれたリードを守りきれず悔しいです。次の登板に向けてしっかり調整します」

「3回以降、ヒットが出せなかったら、ちょっと厳しいですね。（僅差で競り合うゲームを）勝ちとれるチームにね。そんな急には成長していかないから、少しずつああいう展開を逆転して、逆に1点差で勝てるようになるチームにしていかないといけない」

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