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ゲームレポート
1点が遠い試合でした。打線がライオンズ先発・高橋光成投手の前にわずか4安打に抑えられ、2試合連続の完封負け。2019年8月以来4年ぶりの9連敗を喫し、5月16日以来2か月ぶりに最下位に転落しました。
先発の上原健太投手は3回を除いて毎回得点圏に走者を置きながら、粘りの投球を見せていました。しかし5回2死一塁、前夜にサヨナラ打を浴びている中村選手に左越え2ランを運ばれ先制を許しました。移籍後初登板となった3番手のマーベル投手が、右打者の内側に食い込むツーシームを軸に三者凡退に抑えるなど、投手陣はさらなる失点を防いでロースコアの展開に持ち込みました。
この日の所沢市は最高気温39.4℃まで上昇し、チームは練習時間を短縮し体力を温存して試合に臨みました。打線は4安打すべてが長打でしたが、後続が凡退。8回2死から途中出場の石井一成選手が中越えの当たりで三塁を蹴り、一気に本塁を狙いましたが、相手の中継プレーに阻まれタッチアウト。連続無得点は24イニングに伸びました。明日はオールスター前最後の試合となるだけに、連敗と最下位脱出をかけて総力戦で挑みます。
先発投手コメント
上原投手
＜4回2/3 95球 打者23 安打8〈本塁打1〉 三振2 四球1 失点・自責点2＞
「初回からリズムに乗ることができず、一人ひとり、1イニングずつ投げるつもりでしたが、粘ることができませんでした。野手もリズムに乗れない苦しい展開にしてしまいました。中継ぎにも負担をかけてしまい、申し訳ないです」
新庄語録
「なんか打たなきゃ打たなきゃって、野球が楽しくなさそうじゃないですかね。だからマイナスマイナスに入っている感じもするし。チャンスをつかんでくれる人がいないんですよ、今。これだけ（個々人に）チャンスのあるチームはなかなかないですよ。せっかくこの世界にいるのに…。選手に聞いてください。こういう状態をどう思っているのか」
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