

ゲームレポート



後半戦スタートの初戦は、序盤のリードを守り切れずサヨナラ負け。2005年以来となる11連敗を喫しました。
勝利をたぐり寄せたい打線は幸先よく先制します。2回、2死二、三塁の好機に、9番伏見寅威選手が2点二塁打を放ち先制します。伏見選手は、この日3安打と猛打賞。プロ入りした新人のころ約3年を過ごした神戸の地で、後半戦に弾みをつける打撃を見せました。さらに、1番五十幡亮汰選手が左前打で続くと2番松本剛選手の中前適時打でさらに2点を加え、11試合ぶりの4得点をあげました。
リードをもらった先発の伊藤大海投手でしたが、その裏の攻撃で相手打線に掴まります。2本の本塁打を浴びて3点を失い、1点差まで迫られます。3回以降も得点圏にランナーを背負いますが要所を締める投球で5回3失点。6回以降はリリーフ陣にマウンドを託します。
1点差を守りたいリリーフ陣は、7回に河野竜生投手が2死一、三塁のピンチを招くと、代わって登板した玉井大翔投手が相手中軸の紅林選手に中前適時打を許して同点に追いつかれます。4-4で迎えた9回は、宮西尚生投手がマウンドへ。流れを引き寄せたいベテラン左腕でしたが、相手9番若月選手に逆方向の右翼スタンドへ運ばれるサヨナラソロ。痛恨の逆転負けとなりました。
明日の先発マウンドは、4月4日に左ひざを痛めて以来の一軍登板となるコディ・ポンセ投手。連敗を是が非でも止めたいチームにとって、勝利を引き寄せる投球に期待です。
先発投手コメント

伊藤投手
<5回 76球 打者22 安打5〈本塁打2〉 三振3 四球1 死球1 失点・自責点3>
「点を取ってもらった後に打たれてしまった事と、長いイニングを投げる事ができなかったのが悔しいです。この後チームが勝てるように応援します」
新庄語録

「こんな試合がずっと続くわけではないし、1回勝って勢いつけて連勝する。元気を出して、下を向かずに明日行きます」
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