試合情報

ゲームセットの瞬間、エスコンフィールドの夜空に歓声が響きました。ナイターでは初めてのルーフオープンとなった試合。2万7千人超の観衆が見守る中、投打がかみ合い本拠地では7月2日以来の白星を飾りました。

大型連敗の後は2連勝し、さらに波に乗りたいファイターズ。初回に相手のミスも絡み先制すると、1点リードで迎えた4回、大きな追加点が生まれます。先頭の万波中正選手、アリエル・マルティネス選手の連打と四球で1死満塁の好機を作ると、伏見寅威選手の内野ゴロの間に1点を追加。続く五十幡亮汰選手も外角の変化球にうまく合わせる左前適時打を放ち4対0とリードを広げます。

投げては先発の上沢直之投手がこれぞエースという投球を見せました。前回登板は勝ち星がつかずも、8回無失点と好投。7月中旬のベルーナドームに続き今日の北海道も厳しい暑さでしたが、相手につけいるスキを与えませんでした。初回から安定した投球で、要所を締め三塁すら踏ませず。チーム本体は移動ゲームとなったタフな試合で8回を投げ切りました。最終回は池田隆英投手が締め、6月18日以来の零封勝利。上沢投手はチームトップの7勝目をあげ、ファイターズの連勝も3まで伸びました。

今日からシリーズイベント「超夏祭り」がスタート。楽しく彩られたエスコンフィールドで、少しでも勝ちを積み重ね「反撃の夏」としたいところです。

上沢投手
＜8回　117球　打者29　安打6　三振5　四球1　失点・自責点0＞

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