2023.08.04 FRI
パーソル パ・リーグ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
0
0
0
1
0
2
0
0
0
0
0
0
3
0
0
0
1
0
0
0
1X
R
H
4
7
5
10

ゲームレポート

同点適時打を放った郡司選手
盗塁成功からチャンスを広げた五十幡選手
プロ初勝利をあげた福田俊投手とサヨナラ犠飛を放ったマルティネス選手

延長11回裏、代打アリエル・マルティネス選手の犠飛でサヨナラ勝ち。リリーフ陣の好投が流れを呼び込み、4時間超の熱戦を制しました。

4対4の同点で迎えた11回裏、先頭の野村佑希選手が四球で出塁。代走の五十幡亮汰選手がすぐさま盗塁を決めると、続く上川畑大悟選手が申告敬遠で歩かされ無死一、二塁にチャンスを広げます。江越大賀選手がきっちりと犠打で走者を進めると、続く代打・加藤豪将選手は申告敬遠で1死満塁。球場のボルテージが最高潮になった場面、さらに代打攻勢でたたみかけます。打席には今日はスタメンを外れるも、普段は中軸を担うマルティネス選手。8回以降はホークスの勝ちパターンを前に抑え込まれていましたが、ついに均衡が破れました。振り抜いた打球は試合を決めるサヨナラの左犠飛。8回以降は遠かったホームベースに五十幡選手が滑り込み、歓喜の輪が広がりました。

勝利を手繰り寄せたのは、しびれる試合展開を無失点で繋いだリリーフ陣でした。同点で迎えた8回、先発の上沢直之投手の後を継いだのは河野竜生投手。前の回に嫌な流れで攻撃が終わっていましたが、3者凡退で切って取り、相手に流れを渡しません。サヨナラ勝利を信じ9回のマウンドに上がったのは、守護神の田中正義投手。先頭打者に安打を許すも、冷静に後続を打ち取りました。10回は池田隆英投手が、今日本塁打を放っている柳田選手を打ち取るなど3者凡退の危なげない投球を見せます。回を追うにつれて緊張感の増す展開、11回は今季14試合に登板し、いまだ防御率0.00と絶好調の福田俊投手。キレのあるボールでコーナーをつき、相手につけいるスキを与えませんでした。テンポよく3人で打ち取り、直後のサヨナラ勝利を呼び込みました。福田投手はプロ5年目で初勝利。大学時代を過ごした思い出の地・北広島でうれしい1勝をあげ、笑顔でウイニングボールを受け取りました。

5月17日以来、今季3度目のサヨナラ勝利飾ったファイターズ。勢いに乗って、明日は2カード連続のカード勝ち越しを狙います。

先発投手コメント

先発の上沢投手

上沢投手
<7回 113球 打者30 安打6〈本塁打1〉 三振3 四球3 失点4 自責点2>


「リードを守り切れずチームに申し訳ないです」

新庄語録

新庄監督

「この試合を勝つのと負けるのでは、明日の試合に向けて、疲れが全然違うから良かったです。本当に。リリーフ陣も粘ってくれて頼りになりますよ」

ゲームハイライトフォト

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート