

ゲームレポート



またしても守備の乱れから失点し、終始劣勢のまま敗戦。2カード連続の負け越しが確定する4連敗で、借金は今季ワーストの19まで膨らみました。
前回登板でロングリリーフから初勝利をあげたジェームス・マーベル投手が初の先発マウンドへ。毎回走者を許すも要所を締め、4回まで無失点と上々の投球を披露します。両軍無得点で迎えた5回、テンポよく2死まで奪いましたが、死球と野手のエラー、更に連打が続き一挙3失点。マーベル投手は5回途中でマウンドを降りましたが、自責点は0と先発としても存在感を示しました。
援護したい打線は、昨日再昇格したばかりの矢澤宏太選手を1番に、清宮幸太郎選手を約1ヵ月ぶりの4番に据えるなど、ラインナップを組み替えて臨みます。しかし、初回と7回に3者連続三振を喫するなど、散発5安打に抑えられました。最終回2死満塁とチャンスを作るも得点を奪えず、ライオンズの先発・隅田投手に完全に抑えられプロ初完封を献上しました。
今季4度目の4連敗と、苦しい試合が続くファイターズ。明日は今季初登板となる3年目の根本悠楓投手が先発マウンドに上がります。苦しいチームを救う救世主となれるか、自身初のエスコンフィールドで、チームの連敗ストップを託されました。
先発投手コメント

マーベル投手
<4回2/3 92球 打者21 安打5 三振2 四球2 死球1 失点3・自責点0 >
「調子は良かったのですが、相手に粘られて球数が多くなってしまいました。相手の方が上手だったと思います。先発として長いイニングを投げたかったのですが、それができませんでした。次回の登板に向けて、今日の内容をしっかりと分析して調整したいと思います」
新庄語録
「長いシーズン戦っていたら、うまくいくことがずっと続くわけではない。今出ている選手たちが必ず爆発するから、待っていてください」
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